2008年11月08日

229.おせっかいなゴッドマザー5

おせっかいなゴッドマザー (創元推理文庫 F ス 5-3 (株)魔法製作所)
シャンナ・スウェンドソン
東京創元社
売り上げランキング: 60864
おすすめ度の平均: 5.0
5 恋がしたくなります!
5 続きが気になる

書評/SF&ファンタジー



■読もうと思った理由
「本が好き!」の献本でいただいたので。

■内容と感想
ひさびさのファンタジー系。時間があれば、絶対に一気読みの本。もう、魔法界の黒い世界に絡む野望や正義、そしてロマンス…。最高に面白い本です。仕事が忙しかったので通勤時間の細切れで読んでいたら、もうイライラしてくるくらいつぎの展開が気になる本でした。

本書は、(株)魔法製作所シリーズの第3作目。1、2作とも読んでいないけれども、読み進むうちにだんだんバックグランドが分かってきて、単独で読んでも楽しめます。主役のケィティがあこがれのオーウェンと晴れて両思いになった状態から、恋の仲を取り持つフェアリーゴッドマザーの登場でひっちゃかめっちゃかになる展開。もう、おもしろい!の一言。


舞台がニューヨークで、ケィティがルームメート二人と一緒に暮らしていて、3人の恋愛が絡む展開は、シットコムのFRIENDSやSex And The Cityとオーバーラップして興味深いセッティングです。シットコム2作と大きく異なるのは、男女関係の描き方。本書のケィティと同じ会社の同僚オーウェンとの仲は終始、純愛系でもどかしさを感じてしまう場面も少なからずありました。とはいえ、二人の気持ちの表し方や会話の中に洗練された表現が多数盛り込まれていて、著者のセンスの良さが際だっています。ストーリーも、二人の恋愛をフォローするフェアリーゴッドマザーに引っかき回される展開や、恋人の実家でのケィティの心の動き、危機迫るハラハラ・ドキドキのシチュエーションなどジェットコースター的でどんどん引き込まれていきました。

主役のケィティがとても控えめで、意地らしく、恋人想い。こんな娘がいたらいいなぁと思いました。そして、恋人のオーウェンがとってもとっても素敵。学究肌で、ハンサムなのにケィティ一筋で超恥ずかしがり屋ときている。私の目の前に彼が現れたら、絶対、アタックしてしまいそう。でも、ケィティの彼への想いがあのような結末になるとは。ちょっぴり残念な反面、もっともっと興味深い展開が続きそうな予感で、ますます次作への期待に胸がふくらむエンディングでした。

あー、一作目、二作目、そして次作も含め、今すぐにでも読みたい気持ちが募りました。

■読了日 08/11/08

■本のプロフィール
シャンナ・スウェンドソン (著), 今泉 敦子 (翻訳)
価格:¥ 1,134 (税込)
# 文庫: 444ページ
# 出版社: 東京創元社 (2008/3/11)
# ISBN-10: 4488503047
# ISBN-13: 978-4488503048
# 発売日: 2008/3/11
# 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2.2 cm


mimilinlin at 13:30│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! | SF&ファンタジー

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